【イギリスの数学科大学生が徹底解説!】英語で自然数・素数・素因数分解を表現するには? (正の数・負の数-Part 6)

中学数学×英語

はじめに

こんにちは。イギリスの大学で数学を勉強しているゆーたです!

この記事では、中学数学までに習う「数」についての英単語・英語表現にフォーカスしていきます。
特に、「数のグループ化(分類)」や「自然数」、「素数(素因数分解)」について解説していきます。

このサイトでは、数学編として「正の数・負の数」を①~⑤に分けて紹介してきました。英語編では、それらの記事の流れに沿う形で、Part 1 から Part 6 までに分けて解説しています。

今回の内容を解説した数学編の記事は以下になります。

また、その他の英語編の記事についてもリンクを載せておきます。

この記事で習う単語

今回はこれらの単語について深ぼっていきます。
数は少ないですが、それぞれについて詳しく見ていきます。

単語・表現意味
natural number自然数
prime number素数
prime factorization素因数分解

英単語・表現の解説

【基本の表現】 いろいろな種類の数の表現

まず、「自然数・素数・素因数分解をマスターしよう!|正の数・負の数⑤」では「数を同じ特徴でグループ分けする」ということを紹介しました。

そこで紹介した「グループ」の例を英語で確認しましょう!

日本語英語
整数Integer, Whole number
小数Decimal, Decimal number
分数Fraction
偶数Even number
奇数Odd number

これらの単語の詳しい説明については以下の記事で行っています。

【1.整数・偶数・奇数】

ゆーた
ゆーた

ここからは中学以降の数の種類を見ていきましょう!

自然数について英語で知ろう!

自然数を英語で言うと?

自然数は英語で「natural number」と言います。

ここでよく考えると、「自然」と「natural」は同じことを指していますね。

これはどういうことなのでしょうか?

語源について見てみましょう!

「natural number」の語源は?

英語の “natural number”

「natural number」は、人々が数を数えるときに最初に使う数とされ、「自然界」に存在する数えるという行為に由来しています。

17世紀以降、数学の理論が体系的に整理されるようになり、数を分類するための言葉(自然数、整数、奇数など)が定着しました。

特に、イギリスの数学者であるジョン・ウォリス(John Wallis)や、フランスのピエール・ド・フェルマー(Pierre de Fermat)などが数の種類を明確にし、「natural number」という表現が定着していきました。

ジョン・ウォリス
ピエール・ド・フェルマー

過去の数学者が行った「数を分類する」ことは、私が「自然数・素数・素因数分解をマスターしよう!|正の数・負の数⑤」の冒頭で説明した「数を同じ特徴でグループ分けすること」と同じですね。

日本語で「自然数」と呼ばれるようになった理由は?

日本語の「自然数」

明治時代以降、西洋の数学用語を日本語に翻訳する過程で、「natural number」をそのまま「自然数」と訳したと考えられています。

この時期には、数学や科学に関する多くの西洋の概念が漢字を使って翻訳されました。

「自然」という漢字が持つ「あるがままの状態」「本来の」という意味合いが、自然数の概念とよく合致していたため、この直訳【natural→自然】が採用されました。

自然数を英語で言うときの注意点

日本で自然数というときには、「正の整数」です。

しかし、海外の数学者や教育システムでは、自然数に「0」を含める場合があります。

海外で「natural number」と言うときには注意しましょう。

「0を自然数に入れるなんて変!」と思うかもしれません。

しかし、0と正の整数をあわせたグループを指す用語はないんです。

しかし、「0を含めて考えたい場合」や「その方が都合がいい場合」も実際にあります。

そんな時に、参考書などで「本書では、自然数を0と正の整数を指す語とする」などと書かれる場合があります。

素数について英語で知ろう!

素数を英語で言うと?

素数は英語で「prime number」と言います。

また、「素因数分解」は「prime factorization」と言います。

「Prime number」の語源とイメージを知ろう!

「prime number」の語源

「Prime」という英単語は、ラテン語の「primus」から来ており、意味は「最初の」「最も重要な」などです。

これが数学においては「他の数で割り切れない、基本的な数」という意味合いで使われ、素数の定義に結びついています。

例えば、素数2があるからこそ4を作ることができ、8を作ることもできることから、「最初で基礎的な数」というイメージは理解できますね。

素因数分解の確認と英語で表す方法

また、素因数分解とは「ある数を素数の積で表す方法」でした。

これは「正の数・負の数-Part 5」で述べた累乗の表現方法を使えば英語で表すことができます。

素因数分解を表現する例

例えば、次のように表せます。

累乗の表現方法はいろいろあるので、どの方法を使って表してもかまいません。

例文
  • Eighteen is equal to two times three squared. 
    $18=2\times3^2$
  • Three thousand six hundred can be expressed as two to the fourth power, times three squared, times five squared. 
    $3600$ は $2^4\times3^2\times5^2$ と表される

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これで、数学編・英語編での「正の数・負の数」の章は終わりです。
思った以上に記事数が増えてしまいましたが、もし全部読んでくれた方がいれば非常に嬉しいです。

次からは第2章として「文字を用いた式」について解説していきたいと思います。
興味があればぜひ読んでください!

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