第4章:代名詞(基礎編) 人称代名詞 (3)

文法(スペイン語)

はじめに

再帰代名詞の概要

人称代名詞の3つ目の使い方として、「再帰代名詞」を取り上げます。

再帰代名詞は、主語に動作が”戻る”代名詞で、再帰動詞とセットで使われて「自分自身に対して行う動作」を表します。

[例]
Me levanto a las siete de la mañana. 私は朝7時に起きる。
「levantar(起こす)」する対象が自分自身で、「自分自身を起こす→起きる」という意味になります。

再帰代名詞は、主語と同じ数・人称で使われます。性変化はしません。

 単数複数
1人称menos
2人称teos
3人称se

再帰代名詞の使い方

直接目的語と間接目的語の両方として使われる

再帰代名詞は、直接目的語と間接目的語の両方で使われることがあります。

Me cuido la salud. 私は自分を大事にしている→自分の健康に気を付けている。
この再帰代名詞「me」は、「大事にする対象=直接目的語」です。

Me compré un pastel. 自分にケーキを買った。
この再帰代名詞「me」は、「動作の到達点=間接目的語」です。

他動詞を自動詞化する

目的語をとる性質のある他動詞と再帰代名詞を組み合わせることで、自動詞として働かせることができます。

[例]
Despierto a mi hijo por la mañana. 私は朝、息子を起こす(他動詞)
Me despierto con el despertador por la mañana. 私は朝、目覚ましで起きる(自動詞)

他動詞の「despertar(起こす)」に再帰動詞「me」が付き、自分が動作をする「despertarse(起きる)」になります。

再帰動詞の相互用法

主語が2人以上の場合に再帰代名詞を使うことで、「互いに同じ動作をする」ことを表すことができます。

[例]
Nos vimos tres o cuatro veces. 私たちは 3~4回会った。( 「互いに」会う=相互用法)

他には、
llamarse(互いに電話する)
abrazarse(抱き合う)
saludarse(挨拶し合う)
などが相互用法で使われます。

最後に

いかがでしたか?

例文で使った「Nos vimos tres o cuatro veces」ですが、1980年代に活躍したスペインのバンド Mecano の代表曲『La fuerza del destino』の冒頭のフレーズです。

世界で2000万枚以上のアルバムを売上げたスペインで最も売れたバンドで、スペイン語の先生に聞いた話ですが、「生徒に好きなスペイン語の曲をきくと、みんながMecanoの曲を答える」というぐらい流行っていました。

公式ビデオです↓
https://youtu.be/2iAVoDtiEdw


Bueno, nos dejamos aquí.
¡Hasta luego!

参考文献

文法編をまとめるにあたり、次の書籍を参考にしています。
『スペイン語基礎文法 規則と用法(SGEL)』
『本気で学ぶスペイン語 基本問題430(菅原 昭江)』
『極める!スペイン語の接続法ドリル(菅原 昭江)』

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