セビリア
La Campana
今回の舞台はセビリアです。
スペイン・アンダルシア州の州都のセビリアは、マドリード・バルセロナ・バレンシアに次ぎ、スペインで4番目に人口の多い街です。
スペイン南部の政治・経済・文化の中心地で、世界遺産のアルカサルやセビリア大聖堂、インディアス総合古文書館があります。
また、フラメンコ、闘牛などのアンダルシアの文化を経験することもでき、年間に約600万人の観光客がセビリアを訪れています。

今回紹介する菓子店は、セビリアで最も古い1885年創業の「La Campana」です。
「campana」は、スペイン語で「鐘」を意味します。
名前の由来は、菓子店が創業当時に建った場所に以前消防署があったことによります。
その消防署で、決まった時間に鐘が鳴らされていたことにちなみ、店の名前に「鐘」が選ばれました。



今回紹介するお菓子はアンダルシア地方の伝統的なデザートの超濃厚プリン「Tocino de cielo」です。
直訳は「天国のベーコン」
「tocino=豚の脂身(ベーコン)」は、お菓子の色がベーコンのように艶やかな黄金色であることにちなみます。
材料は卵黄、砂糖、水の3つだけで、牛乳は使いません。(豚肉も使われていません)
「cielo=天国」は、修道院、つまり神聖な場所で作られたことに由来しています。
14世紀にシェリー酒で有名なヘレスの修道院で生まれました
へレスでは当時もシェリー酒が盛んに作られていて、当時のワイン造りでは不純物を取り除くために卵白を使用したため、卵黄が大量に余っていました。
その卵黄の活用法として修道院の修道女が考え出したのがこのスイーツで、スイーツの名前が「Tocino de cielo」になりました。
味は。。濃厚っす。
ねとっとしてますね。



今回はドリンク「ColaCao(コラカオ)」を注文してみました。
「ColaCao」は、ネスレ社のミロと同じタイプの粉末状のココア飲料で、バルやカフェのメニューにもよくあります。
コラカオは熱い牛乳と混ぜたものが出されることが多いのですが、この店は自分で混ぜるようにパックが添えられて出てきました。
この種類の飲料でスペインで最も人気のあるブランドです。
一度試してみてください。
[店舗情報]
C. Almirantazgo, 8, Casco Antiguo, 41001 Sevilla
https://www.confiterialacampana.com/

コメント