アビラ(カスティーリャ・イ・レオン州)
Yolks Santa Teresa S.A.
今回は、アビラの旧市街でおすすめのお菓子屋さんを紹介します。
アビラはマドリードから北西へ約90kmにあり、全長約2kmの城壁で囲まれた旧市街のある世界遺産の街です。

今回紹介する”Yolks Santa Teresa”は、伝統菓子「Yemas Santa Teresa(聖テレサの卵黄)」で有名なお店です。
創業は1860年で、150年以上の歴史があります。
世界遺産の城壁のアルカサル門をくぐり、ドン・ヘロニモ通りを100mほどすすむと、左側に店があります。
赤い窓枠のショーウィンドウに商品がきれいにディスプレイされています。



中に入ると、左にショーケースとレジがあり、ディスプレイを挟んで、右側には冷蔵ケースがあります。
狭い間口から想像しにくいのですが、実は店内は奥に長く、店の歴史を紹介する展示コーナーをすぎた奥に、イートインコーナーがあり、ドリンクや朝食メニュー、アルコールやつまみなども注文できます。
店の看板商品は「Yemas Santa Teresa」です。
卵黄と砂糖シロップを練って丸めて粉砂糖をかけたお菓子で、「天然素材だけを使い、一つずつ丁寧に丸める」という、昔ながらの手仕事で作られています。
カフェで「Yemas Santa Teresa」を頼んだら、オリジナルの味以外にアーモンド味、シナモン味、チョコ味が出てきました。
直径は2cmほどで、想像したよりも小さいサイズです(直径2cmぐらい)
味は日本の「鶏卵そうめん」に似ていて、チョコ味は、チョコの味が強かったのですが、それ以外は素材の味がしました。



店ではマルメロ(membrillo)を食べることができます。
マルメロは、見た目はかりんにそっくりで、黄色くて固い果物です。
このマルメロを煮詰めると、「ドルセ・デ・メンブリージョ(Dulce de membrillo)という羊羹のような甘い固形ジャムになります。
チーズと一緒に食べたり、パンにのせたり、お菓子に使ったりと、スペインの家庭では定番の食材です。



注文したのは「Membrillo Santa Teresa con queso gratinado」で、マルメロとチーズをのせてオーブンで軽く焼き、表面をグラタン状に仕上げたものです。
メンブリージョの濃厚な甘みとチーズの塩気とコクに、トーストされたことで香ばしさととろみが加わり、甘じょっぱい組合せです。
最初、熱々で出てきたときはチーズの味が勝っていましたが、冷めてくるとメンブリージョの味がしてきて、個人的には、冷めてからのほうがメンブリージョの味を楽しめました。
メンブリージョ、ずばり、上田の「みすずあめ」ですね。
[店舗情報]
住所:Plaza José Tomé 4 05001, Ávila
https://www.santateresagourmet.com/
営業時間:無休 8:00-22:00(2026年6月時点)




