はじめに
スペイン語文法の第5章は「動詞」です。
スペイン語の動詞は、スペイン語学習のひとつの山場です。
覚えることも多いですが、体系立てて、わかりやすく整理してみます。
動詞の基礎的な内容を「基礎編」にまとめました。
基礎編は下記の記事からなります。
・動詞(基礎編) 動詞の種類(本記事)
→ 動詞(基礎編) 現在形
→ 動詞(基礎編) 現在完了形
→ 動詞(基礎編) 点過去
→ 動詞(基礎編) 線過去
→ 動詞(基礎編) 過去完了
→ 動詞(基礎編) 未来
→ 動詞(基礎編) 未来完了
→ 動詞(基礎編) 過去未来
→ 動詞(基礎編) 過去未来完了
→ 動詞(基礎編) 現在分詞
→ 動詞(基礎編) 過去分詞
本記事と併せて残りの記事も読むと、動詞の内容が一通りカバーできます。
ぜひ他の記事も読んでください。
動詞の種類
スペイン語の動詞には下表のような種類があります。
横軸の「直接法」「接続法」「命令法」は、文法用語の「叙法」で、大まかな使い分けは以下の通りです。
直接法:ある事柄を事実として認めて、そのまま述べる
接続法:ある事柄を願望や疑惑などの概念と結びつけて、想定上のこととして述べる
命令法:君や君たちに対し「~するように」と命令・依頼・忠告・要求・指示するときに使う(肯定の命令)
縦軸の時制は、次のようなときに使われます。
現在: 今していることや、習慣、一般的な事実を述べる
現在完了: 経験・完了・直近のこと
点過去: 過去に完結した出来事
線過去: 過去の習慣や継続した出来事
過去完了: 過去のある時点で既に完了していたこと
未来: 推量や未来の予定
未来完了: 未来のある時点で既に完了していること
過去未来: 過去からみた未来
表にまとめると次のようになります。
よく使われるものに「◎」、使われるものに「〇」をいれました。
| 時制 | 直接法 | 接続法 | 命令法 |
|---|---|---|---|
| 現在 | ◎ | ◎ | 〇 |
| 現在完了 | ◎ | – | – |
| 点過去 | ◎ | 〇 | – |
| 線過去 | ◎ | – | |
| 過去完了 | 〇 | 〇 | – |
| 未来 | 〇 | – | – |
| 未来完了 | 〇 | – | – |
| 過去未来 | 〇 | – | – |
| 原形 | |||
| 現在分詞 | |||
| 過去分詞 |
どの動詞の種類がよく使われるか
動詞の種類でよく使われるものは以下のものです。
現在
最も使用頻度が高いのは現在です。
日常会話で、説明・習慣・予定など、最も広い用途があります。
点過去
過去時制の中で最も使用頻度が高い傾向があります。
物語や会話で頻出します。
線過去
会話では点過去より少ないですが、物語などで頻度が高いです。
背景描写や、習慣・状態で使われます。
現在完了
地域差はありますが、使用頻度は高いです。
接続法
会話で、接続法現在がよく使われます。
スペインのドラマでもよく出てきます。
最後に
いかがでしたか?
スペイン語の動詞は
・人称で語尾が変化する
・時制が多い
・接続法がある
・不規則動詞がある
など、覚えることが多いです。
私も最初は苦労をしました。
しかし整理をして理解した後は、苦手意識がなくなりました。
壁を越えると楽になります。
一緒にがんばりましょう。
Bueno, nos dejamos aquí.
¡Hasta luego!
参考文献
文法編をまとめるにあたり、次の書籍を参考にしています。
『スペイン語基礎文法 規則と用法(SGEL)』
『本気で学ぶスペイン語 基本問題430(菅原 昭江)』
『極める!スペイン語の接続法ドリル(菅原 昭江)』


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