第２章：限定詞（基礎編）基数詞

はじめに

スペイン語文法の２つ目の章は「限定詞」、今回から「数詞」を取り上げます。

数詞には、
「１つ」などの数や量を表す「基数詞（Números cardinales）」
「１番目」などの順序を表す「序数詞（Números ordinales）」
の２つの形があります。

この記事では「基数詞」を紹介します。


繰り返しになりますが、「限定詞」は
– 名詞と組合せて使われる。
– 名詞を具体的に示す。
– 人と物のどちらにも使える。
という特徴がある単語です。

これらの限定詞について押さえておきたい内容を「基礎編」にまとめました。
基礎編は下記の記事からなります。

→ 第２章：限定詞（基礎編）限定詞とは
→ 第２章：限定詞（基礎編）定冠詞
→ 第２章：限定詞（基礎編）不定冠詞
→ 第２章：限定詞（基礎編）不定限定詞（１）
→ 第２章：限定詞（基礎編）不定限定詞（２）
→ 第２章：限定詞（基礎編）所有限定詞
→ 第２章：限定詞（基礎編）指示限定詞
・第２章：限定詞（基礎編）基数詞（本記事）
→ 第２章：限定詞（基礎編）序数詞
→ 第２章：限定詞（基礎編）配分限定詞
→ 第２章：限定詞（基礎編）疑問限定詞
→ 第２章：限定詞（基礎編）感嘆限定詞

本記事と併せて残りの記事も読むと、限定詞の内容が一通りカバーできます。
ぜひ他の記事も読んでください。

０～９までの基数詞

「１」の場合の「uno/una」は、後の名詞の性により、性変化をします。
また、男性形の「uno」は、語尾の「o」がなくなり「un」になります。

[例]
un hombre　１人の男性
hombreが男性名詞です。男性形の「uno」が「un」になります。

una mujer
mujerが女性名詞なので、女性形の「una」が使われます。

１０～１９までの基数詞

１６～１９は、「１０（dieci）＋ 数字」の形になっています。

２０～２９までの基数詞

２１以降の数字は「２０（veinti）＋ 数字」の形になっています。

「２１」は、後の名詞により性変化をして、「１」と同様に男性形では語尾が「un」になります。

[例]
veintiún ojos　２１の瞳
「ojo」が男性名詞ですので、男性形が使われて「o」が欠落しています。

基数詞の位置

基数詞は、一般に名詞の前に置かれます。

[基数詞] + [名詞]

[例]
Se lanzan cinco penales cada equipo.　各チームが５本ずつPKをけります。


また、冠詞と同時に使うこともできます。

[定冠詞] + [基数詞] + [名詞]

[例]
Los tres cerditos　３匹の子ブタ

最後に

いかがでしたか？

１～１０などの良く使われる数字はすぐ覚えられると思います。
１０の後半や２０台など、普段あまり使わない数字も頑張って覚えてください。


¡Hasta luego（またね）!