第3言語の習得をすすめる理由

スペイン語入門

第2言語の習得で発達した脳の機能をそのまま使える

人間の脳は、外国語を学習したときに、言語処理をする脳の機能が発達します

それに関する面白い論文がありました。
その論文では、英語やスペイン語などの第2言語を習得した経験がある日本人に新しい第3言語(カザフ語)を学んでもらい、どの部分の脳が使われているかを調べていました。

下の脳のイラストは、その論文からのコピーです。赤いところが働いています。

新しい第3言語(カザフ語)の文法を習得するときに、第1・第2言語の「文法中枢」の脳の部分が活動していました図中の白丸のあたり、左のこめかみの奥(左下前頭回背側部)です。
つまり習得中であっても、第3言語は、第1・第2言語と同じ脳の部分を使っていることがわかります。

そして、カザフ語を学習してもらった後にテストを受けてもらったところ、すでに第2言語を習得していた人は、習得していない人に比べて、優れたスコアを出しました。
つまり、第2言語で発達した領域を利用できるために、第3言語は効率よく習得することができるのです。

このように「多言語を同時に習得することには相乗効果がある」ことは、脳科学からもわかります。

出典:多言語話者になるための脳科学的条件 新たな言語の文法習得を司る脳部位を特定 東京大学・MIT・言語交流研究所 に加筆

コメント

タイトルとURLをコピーしました